田中クリニック(内科・循環器科・アレルギー科・リハビリテーション科)
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光免疫療法について
 
今最も注目されている最先端の治療法です。
光免疫療法とは、光感作製剤と低反応レベルレーザー光線によるガン治療法です。
ICGリポソームは、特定のがん細胞に融合し蓄積します。ICGリポソーム製剤を投与後に、光の照射(低反応レベルレーザー光線)によってがん細胞を破壊します。
低反応レベルレーザー光線によって、ICGリポソームが反応してがん細胞膜を破壊し、細胞外に放出された物質が免疫系を刺激することによって、照射した部位以外(遠隔転移なども)のがん細胞を異物(ターゲット)とみなして攻撃します。 光免疫療法・ICGリポソームは、直接的・間接的にがん細胞を特異的に攻撃し、副作用の少ない治療法です。
また、低反応レベルレーザー光線は、手をかざしてもほとんど熱さを感じない出力のレーザー光で、音も振動も熱も発生せず、患者様への負担が少ない特徴があります。 患部に外部からレーザー光を照射する方法と静脈注射のように特殊な光ファイバーを血管内に挿入して循環血球と幹細胞を刺激する方法があります。
この治療をお受けになりたい方、治療についてご質問のある方は、遠慮なくお申し出ください。
   
費用
*6回1クールで施行します。1~2週間に1回。1回病変照射、血管内照射は約60分。

◎光免疫療法
1回16万5千円+3万3千円=19万8千円(税込)x6回
【内訳】
16万5千円:MLDSによる病変、血管内への照射、カテーテルなどの備品
3万3千円:光照射の24時間〜48時間前に、リポソーム化ICG点滴(約100ml)

◎必要な検査
各17万6千円(税込)x2回
CTC oncotrace (血中循環がん細胞)
効果判定のため1回目の前、6回目終了時点(EUのRGCC社に提出、結果まで約3週間)

その他病状により、費用は変わりますので、当クリニックにご相談ください。
治療内容
体内のさまざまな場所にできたがん組織のごく近くにレーザー光をあてて腫瘍を破壊し、その後周囲に散らばったがん細胞を免疫細胞によって駆除させる、2つの作用をもつ治療法です。
MLDS(マルチレーザーデリバリーシステム)という医療レーザー機器を使用します。外部からはもちろん、0.5ミリのファイバーを使って静脈血管内、間質内、関節内からも照射が可能で、腫瘍周辺に多方向から集中的にレーザー光を当てることができます。
治療には、リポソーム加工した光感作物質と低出力レーザーを使用します。光感作物質とは、レーザー光を当てることによって、周囲にエネルギーを放出し、酸化反応を起こす色素になります。
これを、がん細胞にのみ蓄積する脂質の膜に包んで、100nm(ナノメートル)くらいの大きさに加工(リポソーム化)します。
次にリポソーム化した光感作物質を点滴にて静脈に投与します。
静脈内の光感作物質は、EPR効果により、がん細胞に集積します。
リポソーム化した光感作物質は無害なため、この時点で副作用が発生したり、身体に変調をきたすことはほとんどありません。
治療内容
EPR効果とは?
・抗がん剤のような低分子の薬剤や遺伝子などを、がん細胞に効率的に運ぶDDS(ドラッグデリバリーシステム)の一種です。 がん細胞は分裂や増殖を行うために、周囲の毛細血管から新たに「新生血管」を作りだし、酸素や栄養をそこから取り込みます。新生血管は血管壁が正常血管よりも荒く、100〜200nm(ナノメートル)程度の隙間が空いています。

・抗がん剤やがん治療に使う遺伝子、そして光感作物質の大きさは、通常で1nm(ナノメートル)以下の低分子です。この大きさのまま体内に投与すると、正常血管からも漏れ出してしまい、がんになっていない正常な組織にも届いて細胞を破壊してしまいます。抗がん剤などで副作用が出るのはこのためです。

・そこで、正常血管からは漏れ出さずに、新生血管からのみ漏れ出すように、薬剤等の大きさを100nm(ナノメートル)程度に加工します。大きくなった薬剤等は、正常血管からは飛び出さす、新生血管からのみ飛び出すため、がん細胞に集中的に蓄積されます。さらに、漏れ出した薬剤等はふたたび血管内に戻りにくく、がん細周辺に留まります。
EPR効果とは?
・正常組織に薬剤等の影響が及びにくいため、副作用が少ない。
・副作用が少ないため、EPR効果を用いた治療と放射線治療などの他のがん治療が同時に行える。
・EPR効果は2016年にノーベル賞候補にもなった前田浩氏の研究による技術です。

リポソーム化した光感作物質を点滴後に、腫瘍の近くにファイバーを通してレーザー光を照射します。
がん細胞などに蓄積した光感作物質がレーザー光に反応して、周囲にエネルギーを放出します。
その際、光感作物質の周辺に酸化反応が起こり、周辺の酸素が過酸化物質に変わります。
過酸化物質に取り囲まれたがん細胞は死滅します。
なお周辺の正常細胞には、過酸化物質を解毒するオキシダーゼという酸化酵素が備わっているため、過酸化物質による影響は受けません。
EPR効果とは?
この治療法はメキシコのティファナにあるHOPE4CANCERという世界でも有数の統合医療クリニックでも行われています。
統合腫瘍治療において、最も重要なことはがん抗原を免疫機能に影響を与えない形で放出するという概念ですが、光感受性物質で選択的にがんを傷害する方法は最も効率的な治療ステップの第一歩です。
EPR効果とは?
がん免疫サイクル
このがん免疫サイクルにおいて最重要なのが、@のステップ、がん抗原の放出です。
どんなに免疫機能が高くても、このステップがなければ治療サイクルが始まらないのです。
また抗がん剤はがん抗原を放出するのですが、その後のリンパ球(免疫機能)までも破壊してしまうのでがん組織を消滅させることが難しいと考えられます。
体内からがんを退治するためにはがん抗原を無害な方法で放出することと、免疫機能が正常であることがポイントです。
がん免疫サイクル
CTC(循環腫瘍細胞:血管内を回っているがん細胞)
CTC(循環腫瘍細胞:血管内を回っているがん細胞)
*CTC(循環腫瘍細胞:血管内を回っているがん細胞)に吸着し、MLDSによる血管内照射を行うことでCTCを障害し、がん抗原の放出や転移・再発抑制に効果が期待できます。当院ではこのICGリポソームを院内製剤として合成し、使用しています。
CTC(循環腫瘍細胞:血管内を回っているがん細胞)
この治療法でがん抗原を放出し、水素吸入療法や免疫療法、ワクチン療法、免疫賦活サプリメント、温熱治療、解糖系ブロック治療などを併用することで奏効率上昇を目指します。
CTC(循環腫瘍細胞:血管内を回っているがん細胞)
MLDS(マルチレーザーデリバリーシステム)とは
100ミリワット以下の低出力照射が可能なレーザー機器です。
静脈内、間室内、関節内、あるいは外部からのレーザー照射が可能です。
MLDS(マルチレーザーデリバリーシステム)とは
レーザー光治療によってがん細胞を破壊した際に、がん細胞の破片(ペプチド)が周辺に飛び散ります。
この破片を体内に存在する免疫細胞が認識し、同種のがんに攻撃を開始します。
散らばった破片はもちろん、レーザー光を照射した組織から遠く離れた位置にある同種の転移がん細胞にも免疫細胞が攻撃を行います(アブスコパル効果)。
CTC(循環腫瘍細胞:血管内を回っているがん細胞)
アブスコパル効果とは免疫システムの働きにより、レーザー光を当てた位から離れたところにあるがん細胞が縮小する現象 レーザー光で幹細胞を破壊し、免疫細胞の働きを高めてさらなる治療効果の向上を狙います。
レーザー光で局所がん細胞を破壊し、その後免疫細胞の働きを高めてさらなる治療効果の向上を狙います。一度の治療で長期間の効果が期待できるのも特徴です。
 

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