田中クリニック(内科・循環器科・アレルギー科・リハビリテーション科)
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当院のがん治療
 
ドクター田中>当院のがん治療
Dr.TANAKA 現在、がんが日本人の死因の30%を占め、第一位になっています。すなわち、3人に1人はがんで死ぬということです。それだけではなく、がんで苦しんでおられる方がその何倍もおられます。高度先進医療を提供できるとされている現在、がんで苦しんでおられる方が増え続けているのが現状です。

日本は、国民皆保険制度のおかげで貧富の差なく高度の医療をいつ、どこでも受けられる社会です。しかし、それは保険診療内のことであって、ややもすれば新しい治療が入ってきた場合にすぐに保険適応にならないために、その治療法が選択できないことになってしまいます。とくに、がんの治療などは一刻を争うことが多くあります。がんが進行して保険内診療(三大治療:手術・抗がん剤・放射線治療)が限界が来た場合に、医師はがん患者さんにホスピスや自宅での療法を言い渡し、余命3ヶ月などの「死の宣告」を行います。しかし、患者さんは何としても生きたいという気持ちで、いろいろな治療法をインターネットや口コミなどによって情報を仕入れてくるという、いわゆる「がん難民」の状態になります。
この医療先進国といわれている日本において、そのようながん患者さんを放置していてよいのでしょうか。とくに治療法に限界のきているがん患者さんは、もう残されている時間は多くありません。

その中で、私は免疫療法や医療先進国である欧米の代替統合医療をがん患者さんに用いていきたいと考えています。免疫療法としては、ハスミワクチン、活性化リンパ球療法、最新のHITV(Human Initiated Therapeutic Vaccine)、免疫賦活食品など、また米国で広く行われている代替統合医療の一つとしての超高濃度ビタミンC点滴療法などを行っています。このような治療を単独または組み合わせることによって、がん患者さんに新たな希望を与えることができると思います。

田中クリニックは、がん患者さんに少しでも希望を持って治療ができ、QOL(Quality of Life:生活・人生の質)の向上をはかれるようにサポートしていきたいと考えています。
 


これからのガン治療
 
 
@免疫療法 癌との闘いは、最初から最後まで免疫との闘いです。私たちが異物を排除しようとする免疫機構を利用した治療法です。今後の癌治療は免疫療法が中心となっていくでしょう。現代の免疫療法は、細胞免疫療法とくに特異的免疫療法といわれる樹状細胞療法で、癌の抗原(目印)を樹状細胞が認識して、その情報を受け取ったリンパ球が癌を攻撃してくれるのです。
 

(1)樹状細胞療法
1.HITV療法(Human Initiated Therapeutic Vaccine)
:ICVS東京クリニック(蓮見賢一郎 理事長)(東京都千代田区)
癌のしこり1個1個に抗原を認識した樹状細胞を打ち込むことにより免疫が確実に発動し、癌を攻撃します。その際、癌の周囲にある免疫を抑制するレギュラトリーT細胞を排除するために放射線療法(IMRT)併用して、癌周囲の免疫をリセットした上で、再度樹状細胞を注入する方法。
2.人工抗原樹状細胞療法・自己癌組織樹状細胞療法・局所樹状細胞療法:クリニック サンルイ(三石瑤子 院長)(京都市山科区)
WT-1ペプチド(阪大杉山教授開発)を使った人工抗原樹状細胞療法を行っている。
また、自己癌組織を保管し、それを樹状細胞に認識させてリンパ球に癌の攻撃を行うように指示をする自己癌組織樹状細胞療法などがある。

 

(2)NK細胞療法:珠光会診療所(東京都杉並区)
人が生まれてから自然に備わっている免疫である自然免疫を利用している。癌に対する自然免疫の代表であるNK細胞を利用したものがNK細胞療法。はじめに30mlの採血を行い、3~4週間かけてNK細胞の培養を行い体内に戻す方法。

 

(3)ハスミワクチン:珠光会診療所(東京都杉並区)
50年以上の歴史を持つワクチン。個々の癌に対する一般ワクチン、自己尿から作成する自家ワクチンがある。標準治療後の再発・転移の予防にもっとも効果がある。当院でも申し込み可能です。

 
A血管内治療

ゲートタワIGTクリニック(堀 信一 院長)(大阪府泉佐野市)

肝癌や転移性腫瘍に対して、足の付け根の動脈からカテーテルを通し悪性腫瘍に栄養を送っている血液の流れを止める治療(動脈塞栓術)。患部に抗癌剤を直接注入する場合もある。入院設備もあります。
 

B定位放射線治療、
強度変調放射線治療

都島放射線クリニック(井上俊彦 院長)(大阪市都島区)

初期癌に対する根治照射を行い、手術と同等の治療効果が期待できることがある。また、進行癌に対しても腫瘍に限局した照射が可能となり腫瘍への投与線量増加による治療効果の向上や正常組織に対する毒性の軽減が期待できる。
 

C選択的動注化学療法・
BNCT
(ホウ素中性子捕捉療法)

大阪大学歯学部第2口腔外科(加藤逸郎 先生)
頭頸部癌(舌癌など)や脳腫瘍(大阪医大 脳神経外科)に効果が認められます。BNCTは癌細胞にホウ素を取り込ませて外部から中性子を照射し、選択的に癌細胞を死滅させます。現在、京都大学原子炉実験所が使用不可のため再開待ちです。

   
その他、粒子線治療(兵庫県立粒子線医療センター、南東北がん陽子線治療センター)、温熱療法などがあります。

 


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